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【FRG-7000 フルレストア (2) 【-Speaker- スピーカー交換】】


FRG-7700やFRG-8800の時と同じく、中華製10cmスピーカーに換装しました。

(画像) これでストックを全て使い切ります...



FRG-7700みたくスッとサッと納まるか...? ダメでした...

(画像) スピーカーマグネットコアの出っ張りが納まりませんので慎重にシャシーを切断しました。



背面が電源ユニット(REG UNIT)なので、切断・研磨時の金属粉が基板に飛び散らないよう、きっちりがっちりガードする必要があります。
今回はミニルーター・マイクロルーターといった工具があるので短時間で済みました。

ちなみに、バッテリー駆動するマイクロルーターはやっぱしというか出力が足りません...AC電源駆動のミニルーターが必要でした。(特に「切断」時!)

(画像) 2つのルーター...



(画像) 換装前...


(画像) 換装後...



(画像) 既存部品も含めてピッタシ納まりまシタ...



(動画) 低音が心地よい...


価格の安い中華製なんですが、意外に良い音を出します。

【FRG-7000 フルレストア (1) 【電解コンデンサ - Electrolytic Capacitors - (ケミコン)交換 (2)】】


FRG-7700に比べて電解コンデンサ(ケミコン)の部品点数が少ないので助かります。

各UNIT毎で交換していきます。


1. 電源ユニット(REG UNIT)
2. H.G UNIT
3. BPF UNIT
4. IF・AF UNIT
5. 単発物


2. H.G UNIT


取り外し可能ユニットなので交換が楽です。

(画像) 取り外したところ...


交換はあっと言う間に完了。


3. BPF UNIT


これも取り外し可能ユニットなので交換が楽です。

(画像) 取り外したところ...


交換はあっと言う間に完了。


4. IF・AF UNIT


さて、このユニット...本当は取り外ししたいところですが、交換点数が少ないのでそのままの状態でケミコンを交換します。
FRG-7でも経験したのですが、基板の裏から懐中電灯を照らしてハンダの位置を把握・交換...の繰り返しです。

意外と面倒なのデス...

しかも部品番号がプリントされていません...回路図とパーツリストを参照しながらの交換は骨が折れます...

(画像) 基板表側...部品の配置を記憶して裏側を見る...


(画像) 基板裏側...こんな感じで一つ一つ潰していきます...^^;


あと、マイラコンデンサ1つ交換しましたが、セラミックコンデンサの交換は今回実施していません。


5. 単発物


(画像) 電源ノイズ対策用のでっかいケミコンです。


(画像) 周波数表示カウンター回路に1つポツネンとあるのですが、多分ノイズ対策用でしょう...



これでケミコン交換が終わりました!

【FRG-7000 フルレストア (1) 【電解コンデンサ - Electrolytic Capacitors - (ケミコン)交換 (1)】】


FRG-7700に比べて電解コンデンサ(ケミコン)の部品点数が少ないので助かります。

各UNIT毎で交換していきます。


1. 電源ユニット(REG UNIT)
2. H.G UNIT
3. BPF UNIT
4. IF・AF UNIT
5. 単発物


1. 電源ユニット(REG UNIT)


ここは基板をはずさないとを交換できません...接続しているケーブル類はハーネス化されてないので結構面倒な作業です。


(画像) 接続している全てのケーブル類に番号を振って取り外しました。



(画像) 取り出した電源ユニット(表)



(画像) 取り出した電源ユニット(裏)



(画像) 久しぶりこの作業台を使いますか...



(画像) ハイ、ケミコン交換終り...部品の大きさを見なはれ...技術の進歩は部品サイズをここまで小さくしたのだ...



(画像) 本体に戻して再結線...あー疲れた...



まだまだ続きますYo~


【FRG-7000 フルレストアの「準備」 (3) 【AMモードNarrow化】】


受信モード切替スイッチの接点を変更するだけの非常に簡単な改造です。

(画像) FRG-7000は2つのセラミックフィルタ(日本特殊陶業(NTK)製)を実装しています。



AM用 :LF-C6 :6kHz
SSB用:LF-C2A:2.2~2.8kHz


SSB用でAMを聴いてしまおうっ!ということです...


(画像) 回路図に手書きして納得...


(画像) 改造前の結線状態...


(画像) 青白コードを取り外しハンダ結合部分を全部取ります...


(画像) 緑コードで新たに結線し直します...青白コードは1点のみ結線します...



(動画) 元々AMは想定していないので仕方がないですが音が悪杉...これはセラミックフィルタのせいです。


次回から「よやうやく」レストアに突入します!

【FRG-7000 フルレストアの「準備」 (2) 【ムギ球交換】】


決めました!

ヤフオクで入手したFRG-7000をレストア対象にし、セカイモンでのイギリス輸入品はパーツ取りにしました。
理由は、逝ってるデジタル周波数表示の修理を諦めたのと、致命的なVFO軸のガタツキです。(バリコンではなく多分ベアリングが逝ってます)


ということで、今回はムギ球交換をしました。


(画像) 使えるムギ球をすべてpullします...


(画像) 貴重なゴム台ごとpullします...たいていの場合硬化して使い物になりませんが幸運にも全部使えそうです...


(画像) 本当に点灯するかテストします...


(画像) ムギ球の電圧は9Vのようです...


(動画) ムギ球交換前の状態...半分くらい球切れです...


準備はすべて整いムギ球交換が終りましたっ!

(動画) 初めて見る全点灯のFRG-7000(^^)


なんか賑やかで見てるだけで嬉しくなるラジオですw


【ICOM IC-R71A HPL(VCO)調整 15~22MHz帯受信不可 [解決]】


電源投入後約30分で15~22MHz帯受信不可になる現象...
最初はRFボードのセラコンを疑っていましたが、原因は別にありました!

1.RFボードのセラコン交換


(画像) 15~22MHz受信部分回路図


とりあえず怪しそうなセラコンを交換しました。

(画像) 赤丸のやつ...


C18 120P
C23 24P (ジャンクボード部品を流用)
C24 120P

(画像) 120Pのセラコン...持ってたYo


(画像) 実装品とジャンクボード


あと前回レストア時交換忘れのケミコンも2つ交換しました。

(画像) 交換部品



2.現象は収まらず...

うむぅ~困った...
配線・回路図と実装基板を睨めっこしてRF出力がPLLボードに接続していることを確認、まさかとは思いHPL(VCO)の調整用トリマを回すと...
ありゃま、あっさり受信可能になりました( ´︵` )

んでもってHPL(VCO)の調整へ...


3.HPL(VCO)調整

PLLボード。

(画像) HPL(VCO)調整用トリマは4つの穴で、左からC78,88,97,107。


(画像) マニュアル通りに電圧を調整します。



電圧測定器をR46とGndに繋ぎ、受信選択度をNarrowにして指示通りの周波数を受信します。
各周波数で6.5Vになるように指定のトリマを調整します。


7Vを越えると受信できなくなります。原因はコレでした...

4.結果


(動画) 14時間以上のエージングでちゃんと聞こえてマス!


それではまたっ!



【IC-R75の内蔵スピーカー交換しました (3)】


電源コネクタの1つががハンダクラックしたので、一旦ばらして基板取り出し、3点全て再ハンダしました。

ついでに、再交換したスピーカー周りのシャシーをミニルーターで再切断・研磨しました。



(画像) ミニルーター。んー...ミニではないかな...


(画像) スピーカー周りはこんな感じ。


(画像) 余裕をもって広げました。



出音ですが、シャシー削ったおかげで、筐体の共振がかなりましになりました。

(動画) 630kHzはオーストラリアのABCが入感してます。ノーマルポジションでも明瞭度が上がりました。

(動画) Radio New Zealand International。強力入感ではワイドポジション、良い音になりました。


(画像) ちなみに周波数帯域選択フィルタ群は9MHzを含めてフル装備しています。


(画像) 今は無き Radio Shack の 安定化クリスタル RS-282。





【IC-R75の内蔵スピーカー交換しました (2)】


3年前に交換したものの、色々と不満が出てきましたので、再度スピーカーを交換しました。


(1) 全体的に音質は向上したものの、2~4kHz帯域の「ジャー音」が気になる
(2) スピーカーマグネット部分が出すぎ


解決策はコレ。


(1) FRG-7700でやったコアコイルによる高音域カット


(画像) FRG-7700+0.8mHコアコイル→2.5kHzから4.5kHzの帯域を見事にカットしている



(画像) (比較対象)NRD-545+NVA-391




(2) 別の50mmスピーカーを探す

Amazonで探したところ、52mm 4Ω/3Wスピーカーを発見。
「uxcell オーディオスピーカー テレビ用」

メリットは、

(画像) ・高さがより小さい(マグネットのでっぱりを解消できるかも?)



(画像) ・マグネットが大きい(音質向上するかも?)



(画像) ・中心コーンも少し大きいようです。


ということで即買いしました!→2022/05/16に!

ハイ、2年間、塩漬けになってまシタYo...




ということで、早速スピーカーを交換してみました。


(画像) なんと、現状の筐体にギリ収まりました!



コアコイルの設置場所ですが、


(画像) 磁石でくっついているのでとりあえずコノママで...(落ちないのですよ)



さて、肝心の音質ですが、予想通りの結果となりました!


(動画) Wideでは高音域がマイルドに、Middle/Narrow では低音域が強調されますが思ったほど籠もっていません。


(動画) 近接局で混信する場合は、TWIN PBTが威力を発揮します。



このラジオで聴きたい度数:100→220にアップしました笑




【IC-R75の内蔵スピーカー交換しました (1) (Twitter 2021/01/27 投稿) 】


Twitter投稿「IC-R75の内蔵SP交換しました(1)~(4)」を再編集しました。

Amazonでみつけた¥500 中華製(多分)の50mm 4Ω/3W 小型スピーカー。
評価が良かったのでチョイスしました。
インピーダンスが半分ですが大音量出さないので多分大丈夫...

(画像) 取付前にバラック状態でとりあえず音出し。



(動画) これが実にいい感じなんですよ^^


しかし、マグネット部分が飛び出しててフロントパネル裏のシャシーに収まらない。
なので思い切って、ハンドニブラーでぶった切ってみました。

(画像) 万力固定で切ったんですが、その土台が動いてしまって切り口ガタガタ...


ヤスリの刑で+30分は言うまでもない。


(画像) とりあえず収まりました。



真ん中は40mmフルレンジ小型SP(¥400)です。

左の薄いのが純正スピーカー。

昭和のトランジスタラジオより酷い音で、人の声は聴き取りにくい、2k以上のノイズが強調されるわで散々で残念です。


(動画) 体カバー閉じた状態の音です。朝鮮の声をチョイスしたのは偶然!


購入して1年余り...
出音の悪さ(特にAMモード)に辟易してパラチェック以外メインで一度も聴いたことがなかったのですが、
このラジオで聴きたい度数:0→100にアップしました笑

やはり音質は重要ですね。


【FM-108 (TRIO) 、やっと固定設置しましたよっ!】


当地に引越してから約1年半...

設置場所が決まらず、スミッこにポツネンと置かれていたFM-108...

アサインできるアンテナ(MLA)が無かったことが原因です。

R=161のMLAを試作したことで問題は解決したのですが、まぁ色々ありまして今になりました!

R=110MLAを直結しましたが、インピーダンス変換(75Ω→300Ω)してあります。


(画像) インピーダンス変換(75Ω→300Ω)



(画像) 設置後のFM-108 (左はMPX変換器-ヤフオクで購入)



MPX変換器(マルチプレックス-ステレオ復調回路)は今後、自作する予定です。
東芝 TA7343AP で回路を組みたいと思います。


地元FM局受信専用ですので、アンテナプリアンプは繋げていませんが、以下の放送局がステレオで入感しています。(NHK除く)

77.8MHz ZIP-FM
78.9MHz FM三重
80.7MHz FM愛知
83.8MHz PitchFM

83.4MHzのMediasFMはかろうじて...という感じ。


R=110MLAの方向は、南南東-北北西です。


それではまたっ!



【FRG-7000 フルレストアの「準備」 (1) 】


FRG-7000、そう、「7000」なんです...今更? なーんて思われますが、FROGマニアとしては非常に気になる1台です。

ことの始まりは昨年末、セカイモンのオークションで残り5分のFRG-7000を発見。
セカイモンはしばらく使って無かったので、支払方法やら住所(!)を更新して落札完了。
(引っ越ししてから使ってなかったのがビックリ...)

で、イギリスから届いたのがコレ。そこそこ美品です。コンセントもイギリス仕様。




1.電源トランス・電圧設定の変更

イギリス仕様なので、トランス電圧設定の変更が必要です。


サービスマニュアルでは、「輸出モデルに限りマルチ電圧トランス使ってます」とあります。




配線図はコレ。




実際の配線。んーーー、240Vですわ...(あたりまえ)




日本仕様、100Vに配線組み直しました!




ヒューズも交換しました。240V-0.5A ですが、100V-1.0A とあります。
手持ちが4.0Aしかなかったので、とりあえずコレに交換。



2.MHz表示がおかしい・VFO軸がカックンカックン...これは問題だ...

VFO軸:軸受けならなんとかなりそうですが、バリコンが逝ってるのであれば、要交換です。



(動画) MHzのセグメント表示は正常なのですが、論理演算がおかしい。+20MHzになっている...13755kHz RNZ.Pacific受信してます。



MHz表示はおかしいですが、lock/unlockは正常ですし、受信そのものも超正常。
FRG-7と同様、非常に感度が良いです。Sメータもガンガン振れてイイ感じ。


駄菓子菓子!
玉切れしているムギ球があるので、交換部品をeBayで検索したのですが...全く出品されていない!
FRG-7やFRG-7700だと大量出品あるのですが、FRG-7000用は無い!

はてさて、どーしようかと、思いを巡らせてたところ...



3.ヤフオク!でもう一台!!


「通電のみジャンク品」が出てましたので、速攻で落札。



フロントパネルや外装は酷いですが、イギリス品パーツを移植しようと思います。





エージング初日は全体的に感度が悪かったのですが、ATTスイッチ on/off を繰り返したところ、感度復活しました。
ATT用リレーの不調(接点腐食)が原因でした。多分、要交換です。



よく見るとパーツの色、輸出モデルは黒色、国内モデルは茶色なんですね。




フルレストアのおおまかな目標です。

・内部の掃除
・フロントパネル、外装の交換
・玉切れのムギ球交換(LEDにするかも...)
・ケミコン交換
・RF調整
・IF(1st~3rd)調整
・AFの改善(スピーカー交換含む)
・VFOトラッキング調整(中心周波数と周波数表示が約1kHz下方にずれている)
・ATTリレーの交換
・その他


多分...夏頃までかかりそうです...。


IC-R7000のレストアはいつになるやら笑


それではまたっ!




【FRG-7700 VFOトラッキング調整 】


1. 0kHzまで受信できない

(動画)実家に置いてある FRG-7700 2号機なんですが、下限(目盛り0方向)が63kHzで止まってしまいます。

全バンドで同じ症状が出ますので、PLLの再調整が必要です。

久しぶりに作業部屋でレストアするぞっ!



2.PLLの調整

八重洲社発行の「調整要項」にしたがって作業します。


調整はまず、PLLユニット・T2007から行いました。
マニュアルでは「VFOを目盛り1000に合わせ」とあるのですが、上限は正常なので「VFOの目盛り0に合わせ」て調整しました。

このT2007のコア、非常にナーバスなのでコアドライバを使って慎重に調整しないといけません。
コアが割れると大変ですから。

今回は、VCOの調整は行いませんでした。


3.VFOの調整

PLL調整後は、VFO本体を調整します。

TC01とL01の調整穴は、シールで閉じられているので、めくります。


(動画)目盛り1000と0で調整を重ねます。実際は4回行っています。

微妙にズレてはいますが、今回はこの辺までとします。

ちなみに、最悪の事態に備えて、予備パーツのVFOを引っ張りだしてきたのですが、交換まで至らずほっとしました。



4.その他の調整

あとついでに、USB/LSBの調整と、メモリバックアップ電池の交換を行いました。

ニッケル水素電池でも大丈夫でしょう...



5.エージング

3時間ほど受信を継続して問題なかったので終了です。

(動画)とりあえず受信できてますね...


サックリ済んでよかったです!


それではまたっ!




【IC-R71Aにリモコンユニット RC-11 をようやく実装しました...】


1年以上放置(わざとではないのですよ...)していた、IC-R71AへリモコンユニットRC-11をようやく実装しました。

1.リモコンユニットRC11


セカイモンで、たしか、ドイツから買ったと思う...引越の影響もなく基板は正常のようです。あ、乾電池入れないとな...



2.実装


上下カバーおよび底部の中蓋を取り外してCPUユニット側にリモコンユニットを実装します。

CPUユニットを覗く。本体正面側にある、いくつか空きソケットにリモコン用ケーブルを挿します。



本体基板のJ6(6PIN)を抜きます。



本体紫の線(1PIN)をリモコン側J3に挿します。



リモコン側の6PIN 7PIN 8PIN コネクタを、本体側のそれぞれのPIN数に合ったソケットに挿します。最後に中蓋にリモコンユニットを取り付けて完成です!



3.動作確認


早速、リモコンで電源ON!しようとしたが...アレ、動かんやん...


リモコンをONにしないといけないのです...



リモートボタンをONにして、仕切り直し笑

全てのボタン動作は正常でした。
ただ、周波数・音量以外のボタンは1push/1回 の送信なので、本体側がなかなか認識せず、平均3~5pushでやっとって感じです。

まぁこの辺はこんなもんだろうな!と納得しています。


(動画) 周波数・音量上下は結構心地よい動作です。



それではまたっ!!




【Malachite DSP SDR 電源ボタンパーツ交換】



電源ボタンを強く押し続けたため、スイッチパーツの底が抜けてしまいました。
しかも、パーツ取り外し中にバネがどこかに飛んで行ってしまって行方不明(笑)。

バラバラになった電源スイッチ(バネ除く笑)



パーツ交換は仕方ないのですが、代替パーツがなかなか見つからない...
どれもこれもサイズが大きすぎるのです。
で、やっと尼で見つけたスイッチパーツ。

大量である...使い切れんな(笑)



取付穴を拡張し(約7.3mmΦ)新しいスイッチを取り付けます。
なんとか筐体に収まりました!(・∀・)イイ





接点部分にケーブルをハンダ付けして完了です!!



これで電源を入れることができますた!
タッチ動作は相変わらず不安定ですがしばらくコレで様子見です。
RNZ Pacific (RNZI) 良好に入感中...(動画)


それではまたっ!!!
投稿日時 投稿者 mafactory | コメント数:0
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