夏本番っ!!。。ということで無線LANアクセスポイントの熱対策してみますた。。。(その1)
以前、事務所開設にあたり、無線LANですったもんだしましたが、結局のところ、
本社では、coregaのCG-WLAPGEXをマスターにして、
事務所では、coregaのCG-WLAPGMNをリピーターモードで使っています。
これによって、50mの距離で6~10Mbの回線速度が出るようになりました。
ところが。。。
実は、CG-WLAPGEXを定価の半額で購入したんですが、
これがまた熱に弱い。。。
プラスチックの筐体の熱いこと熱いこと。
電源差し込み口の金属部分を触ろうもんなら火傷するぐらい熱い。。。
しかも、一週間に一度、電源リセットしないと通信できなくなるんですよ。マッタク。。。
まさに、糞アクセスポイントですな。
と言いつつも、買ってしまったものは仕方がないので、
自分で改造しちゃえ!
ってことで、無線LANアクセスポイントの<熱対策>改造レポートです。。。
今回のターゲットは、CG-WLAPGEXです。
目標は、
・本体内に空冷ファンを入れその電源も本体から供給する
・発熱チップにヒートシンクを取り付ける
・上記の熱対策により週に一度の電源リセットをなくす
・常に安定した通信を目指す
こんなもんでしょうか。。。
それでは、実際の改造を見てみましょう。
■本体のバラし

CG-WLAPGEX本体です。
マイクロドライバーでこじ開けます(笑)

結構簡単に開けることができました。。。

内部基盤はこんな感じです。

基盤のみを取り出しました。
赤丸部分が、諸悪の根源、<発熱チップ>です。
この部分にヒートシンクを取り付けます。
■ヒートシンク取り付け
といっても、この形に合致するヒートシンクなんてありませんから、自分で作ることになります。
(PCパーツショップでも売っていません。。。)

放熱板ジャンクパーツを、万力で固定。
(昔、切り出したパーツの残りなんですよ。。。いやぁ~ジャンクパーツは残しておくもんですねー)

で、金ノコで必要な長さに切り出しますっ!!

切り出し直後。真ん中部分を使います。

ヤスリは必須です(笑)

切り出し完了。

本体へのヒートシンク取り付けには、熱伝導シートを使用します。
熱伝導シートを放熱板のサイズに合わせて切りました。

放熱板に張り付けて。。。

シールの裏をめくります。

そして、本体に貼り付けます。。。

うむ、なかなかいい感じ。。。
これで、ヒートシンク取り付け完了でし。
■空冷ファンの取り付け
供給電源はDC5Vなので、この電圧で動くファンを取り付けます。
あいにく、手持ちのファンはDC12Vばかりなので、新規購入しました。
今回も共立エレショップさんで購入。
シコー技研のDCブラシレス・ファンモータ/0310-5 (-) DC5V 110mAを2個です。

ちょっと厚みはありますが、小さいです。

ファン取り付けネジ穴および空気取り入れ用の穴を開けます。

ヒートシンクを冷やすように、この位置にファンを取り付けます。

ちょっとカッコワルイですが、ファンはネジで取り付けします。(穴、増えてます。。)
■空冷ファン電源供給
本体のDC5Vからファン用電源を横取りします。

基盤に直接ハンダ付けします。

ちょうどいい具合でヒートシンクを冷やすことになります。
■組み立て・動作確認
ファン用電源ケーブルを巻き込まないように注意深く組み立てます。

とりあえず電源を入れてみます。
おぉ、ファンがまわり、ちゃんと動作しているようです。

所定の位置に設置して電源投入!
ノートPCで無線LANに接続します。
無線LANに
接続できますたっヽ(´▽`)ノ
本体に異常はないようです。。。よかった。
次は、リピーターモード用の無線LANアクセスポイントの熱対策改造です。。。
ではまたね。