公開 2007-07-01 02:30 投稿者 mafactory
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夏本番っ!!。。ということで無線LANアクセスポイントの熱対策してみますた。。。(その1)

以前、事務所開設にあたり、無線LANですったもんだしましたが、結局のところ、

 

本社では、coregaのCG-WLAPGEXをマスターにして、

事務所では、coregaのCG-WLAPGMNをリピーターモードで使っています。

 

これによって、50mの距離で6〜10Mbの回線速度が出るようになりました。

 

ところが。。。

 

実は、CG-WLAPGEXを定価の半額で購入したんですが、

これがまた熱に弱い。。。

プラスチックの筐体の熱いこと熱いこと。

電源差し込み口の金属部分を触ろうもんなら火傷するぐらい熱い。。。

しかも、一週間に一度、電源リセットしないと通信できなくなるんですよ。マッタク。。。

 

まさに、糞アクセスポイントですな。

 

 

と言いつつも、買ってしまったものは仕方がないので、

 

 

自分で改造しちゃえ!

 

ってことで、無線LANアクセスポイントの<熱対策>改造レポートです。。。

今回のターゲットは、CG-WLAPGEXです。

目標は、

・本体内に空冷ファンを入れその電源も本体から供給する

・発熱チップにヒートシンクを取り付ける

・上記の熱対策により週に一度の電源リセットをなくす

・常に安定した通信を目指す

 

こんなもんでしょうか。。。

 

それでは、実際の改造を見てみましょう。

 

 

■本体のバラし

 

CG-WLAPGEX本体です。
マイクロドライバーでこじ開けます(笑)

 

結構簡単に開けることができました。。。

 

内部基盤はこんな感じです。

 

基盤のみを取り出しました。

赤丸部分が、諸悪の根源、<発熱チップ>です。

この部分にヒートシンクを取り付けます。

 

■ヒートシンク取り付け

といっても、この形に合致するヒートシンクなんてありませんから、自分で作ることになります。

(PCパーツショップでも売っていません。。。)

放熱板ジャンクパーツを、万力で固定。

(昔、切り出したパーツの残りなんですよ。。。いやぁ〜ジャンクパーツは残しておくもんですねー)

 

で、金ノコで必要な長さに切り出しますっ!!

 

切り出し直後。真ん中部分を使います。

 

ヤスリは必須です(笑)

 

切り出し完了。

 

本体へのヒートシンク取り付けには、熱伝導シートを使用します。

熱伝導シートを放熱板のサイズに合わせて切りました。

 

放熱板に張り付けて。。。

 

シールの裏をめくります。

 

そして、本体に貼り付けます。。。

 

 

うむ、なかなかいい感じ。。。

これで、ヒートシンク取り付け完了でし。

 

■空冷ファンの取り付け

供給電源はDC5Vなので、この電圧で動くファンを取り付けます。

あいにく、手持ちのファンはDC12Vばかりなので、新規購入しました。

今回も共立エレショップさんで購入。

シコー技研のDCブラシレス・ファンモータ/0310-5 (-) DC5V 110mAを2個です。

 

 

ちょっと厚みはありますが、小さいです。

 

ファン取り付けネジ穴および空気取り入れ用の穴を開けます。

 

ヒートシンクを冷やすように、この位置にファンを取り付けます。

 

ちょっとカッコワルイですが、ファンはネジで取り付けします。(穴、増えてます。。)

 

■空冷ファン電源供給

本体のDC5Vからファン用電源を横取りします。

基盤に直接ハンダ付けします。

 

ちょうどいい具合でヒートシンクを冷やすことになります。

 

■組み立て・動作確認

ファン用電源ケーブルを巻き込まないように注意深く組み立てます。

 

とりあえず電源を入れてみます。

おぉ、ファンがまわり、ちゃんと動作しているようです。

 

所定の位置に設置して電源投入!

ノートPCで無線LANに接続します。

 

無線LANに

 

接続できますたっヽ(´▽`)ノ

 

 

本体に異常はないようです。。。よかった。

 

次は、リピーターモード用の無線LANアクセスポイントの熱対策改造です。。。

ではまたね。

 

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