身内の恥を書きます。。(今後、末代まで忘れないために)血族・姻族とはなんだろー
従姪が留学先でイタリア人の旦那さんをもらった
(というか、その旦那さんが従姪をもらった)
ということで、結婚後、半年遅れでこちら日本で披露宴が先週あったわけですよ。
一応私も、お嫁さんの身内なので招待状を頂いて、
わざわざ天満橋の帝国ホテルまで行ったわけです。
開宴30分前に式場隣の控室に集合ということで入った瞬間、私を見つけるやいなや、
従姪の親(私の従姉ですね)が開口一番
「写真撮ってくれへん?
適材適所、満遍なくでかまへんから」
とカメラを手渡されたんですよ。(※)
( ゚д゚)
※この話を友人にしたところ、「オレやったらその場ですぐ帰るでぇ、なんぼ身内でもな」って言ってました
この時は
従姪の親がホストをしているので、個人的写真なら仕方がないやろうと思い、
控室の様子をテキトーに撮ってはいたのですが。。。
本番の披露宴に突入すると
大変な事実が判明したのです。
そう、写真を撮るのは、
控室だけでなく、披露宴全てだったのです。
しかも、専属カメラマンは手配していない様子。。。(゚Д゚;)
「うぉ、これはマズイ。。」
直感でそう思いましたよ。
それは、今まで数十件の結婚式・披露宴ビデオを撮影・編集・販売し、
その現場を見てきた経験から瞬時に出てきた言葉です。
はい、その瞬間私は身内の招待客ではなく、ホールスタッフになりました。
当然ながら、出された食事は一切手を付けられず、数杯の水を飲んだだけ。
最後の花道でのお祝いの言葉も言えず。
(当然ですわなぁー、その様子の写真を撮らんといけないので)
あ、当然のことながら、報酬なんてもんはないですよぉ(笑)
はっきり言って、今まで経験してきた披露宴のなかで
最低・最悪の披露宴
でしたね。
・ホストがゲストをゲストとして扱わない
→一応、私、招待状持っているんですけど(笑)
→身内だからという理由でゲストをスタッフ扱いできるのでしょうか?その考えがまったく理解できません
・ホテルのスタッフが未熟
→招待客が食事に一切手をつけていないにも関わらず、その理由を問わない
(テーブルスタッフは不思議そうな顔をするだけで、料理をとっかえひっかえするのみ)
→フツーは気を利かして折にするとか言うもんやで
あかんな、帝国ホテル。三流ホテル決定や。
・披露宴形式が純日本風
→でかい丸テーブルに血族順で前から座るという、アレですよ
(ちなみに、私の家族は”友人テーブル”に座らされましたが)
→旦那が日本人やないんやからもうちょっと別の形態があったでしょ?
・企画がない
→ホストが旦那家族に嫁の血族を紹介するのみ
(しかも、ホストがしゃべりまくりの、これだけで3時間の披露宴ですよ)
・新郎新婦を招待客にまったく紹介しない
→これは驚きましたね、何のための披露宴でしょうか?
(上に書いたように、嫁の血族を旦那家族に紹介しただけです。
この従姪の親-つまり嫁の親-は
「誰のための披露宴か、その目的も まったく理解せず、貴重な時間とお金を浪費したのです」
まったくもってアホとしか言いようがありません)
→さらに通訳まで出席させておきながら、有効に使っていない
(通訳さん、めっさ暇そうでした)
→旦那はイタリア人、招待客は興味があったはずです
(誰一人として、新郎新婦テーブルに行って、旦那家族に話しかける人はおらんかったですよ)
→そうであれば、そのきっかけを作るのがホストの仕事では?
しかしながら、ウチの親の気分はあれですね、
上司は選べない部下の気持ちと同じですね。
なぜって?
従姪の親というのが、去年亡くなった本家の叔父の娘(出戻り)だからです。
ウチの親は当然、本家のすることだから何も言いません。
(まぁ、本家には男手がいないので、もうすぐ断絶するんですけどね(笑))
でも、私は違います。タイミングをみて、こんな
くだらない血族・姻族関係
は
切ってしまおう
と考えてます。
でも時期がくれば私が嫡流になるので、
わざわざ切らなくても、勝手に切れるんですけどね。
(それは、私の名字を引き継ぐ男子が私だけだからです)
披露宴が終わって、正直な感想をいえば、
「撮影の仕事はしたけど、不払いされた」
とっても実のない1日だった
ってとこですか。
そうそう、イタリア人の旦那さん(とその家族)だけは、
このような異常事態を早々に察知していたようです。
披露宴終了後、ロビーでうんざりした表情でタバコを吸っている私にわざわざ近寄ってきて
挨拶をしてくれました。えぇ、握手とハグは当然の礼儀なのでイタリア流で。
この日唯一救われた瞬間でした。
当然のことながら嫁は来なかったですよ(・∀・)
「あの親にしてこの子あり」って諺(?)はまさにこういう時に使うもんやなぁーとつくづく思いマスタ。
まあ、色々と書いてきましたが、人間たまには本気で怒ったりするのも健康にはいいらしいので。。。
次に私がまた本気で怒るのはいつでしょうか。。。(笑)
ではまたね。